記録 01
手続き
申込の前に、手元に置いておくもの
証券口座の申込は、画面の途中で手が止まりやすい。止まる場所の多くは、入力の難しさではなく、手元に無いものを取りに立つ時間から生まれている。この記録では、申込を開く前に机へ出しておくものを並べる。
この記録で扱う範囲と扱わない範囲
ここで並べるのは、申込の画面を開く前に机へ出しておくものだけである。どの会社で開くか、何を買うかは扱わない。画面の各欄が何を聞いているかは、別の記録に分けてある。
申込の画面そのものは、十数分で終わる長さで作られていることが多い。それでも途中で止まるのは、書類の写しを送る段で、その書類が手元に無いと分かるからである。
途中で席を立つと、入力の保持時間が切れて最初の画面へ戻されることがある。取りに行く回数を減らすために、先に机の上のほうを作っておく。
顔写真がついた本人確認の書類
はじめに、顔と氏名と住所と生年月日が一枚に載っている書類を出す。申込では、この一枚を写して送る形が多く、氏名と住所は、ここに印字されているとおりに入力することになる。
有効期限が切れていないかは、机に出した時点で見ておく。期限の過ぎた書類は受け付けられず、差し替えの連絡が届くまで、その先の段が進まない。
机に出すときは、次の三点を同時に見ておく。どれも、後から画面を戻って直すことになりやすい箇所である。
- 有効期限
期限の日付が今日より先かを見る。期限が近い書類は、審査の途中で切れてしまうことがある。
- 住所を書いた面
引越しの後に住所を裏の面へ書き足した書類は、その面もあわせて写す指定になっていることが多い。
- 氏名の文字
旧字体や記号を含む氏名は、書類の面に印字されている形を、そのまま控えの紙に写しておく。
個人番号を示す書類の置き場所
証券の口座では、配当や売却の代金にかかわる税務の書類のために、個人番号(マイナンバー)を届け出ることになっている。申込の画面にも、その入力欄と提出欄がある。
番号を示す書類は、番号が印字された面を写して送る。数字だけを手で控えて入力しても、あわせて書類の画像を出すよう求められる画面が多い。
入出金に使う金融機関の口座
出金先として登録する口座は、申込をした本人と同じ名義に限られる画面が多い。家族の口座や、屋号のついた口座は、この欄には置けないものとして手元をそろえる。
支店の名前、口座の番号、カナの名義を、通帳や金融機関のアプリの画面から控えておく。カナの名義は、金融機関側の表記と一字でも違うと、登録が通らないことがある。
同じ銀行でも、支店が名前ではなく三桁の番号で表示される口座がある。控えるときは支店の名前と番号の両方を書き写しておくと、入力の欄がどちらの形でも足りる。
- 01顔写真つきの本人確認書類
- 02個人番号を示す書類
- 03金融機関の口座の控え
- 04受け取れるメールと電話
- 05勤務先についての手控え
番号は、本文に書いた段の順番です。横の長さは量を表していません(量を比べる図ではありません)。
連絡に使うメールと電話番号
申込の受付、審査の結果、最初の設定に使う符号は、登録したメールへ順に届く。そのメールがいま受け取れる状態かどうかを、申込を始める前に一度だけ確かめておく。
携帯電話の番号は、本人確認の途中で短い符号を受け取る先として使われることがある。手元ですぐ開ける端末の番号を、控えの紙にも書いておく。
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勤務先の欄に書く内容の手控え
申込の画面には、職業と勤務先を書く欄がある。勤め先の名称、部署、所在地、代表の電話番号まで聞かれる画面もあるため、名刺か給与の明細を横に置いておく。
上場している会社に勤めている場合は、その会社の名称と、役員にあたるかどうかを答える欄が続く。ここは記憶で埋めず、手元の書類の表記に合わせて写す。
書類を写す場所と明るさ
書類の画像は、机の上に一枚だけ置いて、影が入らない明るさで真上から写す。斜めから写した画像は、文字の端が伸びて読み取れなくなることがある。
写した画像を送る前に、次の三つを画面で拡大して見ておく。送り直しの連絡は、この三つのどれかで起きている。
- 四つの角
書類の四隅が画像の中に全部入っているかを見る。角の欠けた画像は、そのまま送り直しになる。
- 光の映り込み
透明の膜がある書類は、照明が白く映り込んで文字が消えることがある。角度を少しずらして写す。
- 文字の細さ
小さい文字がつぶれていないかを拡大して確かめる。番号の桁が読めない画像は受け付けられない。
申込を開く前の最後の見直し
持ち物が机に並んだら、氏名と住所の表記を、書類の面と控えの紙で読み合わせる。画面に入る前に合わせておくほうが、送信した後で直すより手数が少なく済む。
| 机に出すもの | 画面で使う場面 | 控えておく箇所 |
|---|---|---|
| 顔写真つきの本人確認書類 | 氏名・住所・生年月日の入力と、画像の提出 | 印字されている表記と有効期限 |
| 個人番号を示す書類 | 番号の入力と、画像の提出 | 番号の面と、氏名の表記 |
| 金融機関の口座の控え | 出金先の口座の登録 | 支店の名前と番号、カナの名義 |
| 勤務先についての手控え | 職業と勤務先の欄 | 名称、部署、所在地、電話番号 |
持ち物がそろっていても、受付から取引ができるまでには待つ時間が入る。申込をしたその日のうちに取引を始める前提では、予定を組まないほうがよい。
本人確認の書類は、何点まで求められるのか
一点で足りる画面と、二点を求める画面がある。顔写真のない書類しか手元に無い場合は、点数が増える案内になることが多い。申込を始める前に、その画面の指定を読む。
個人番号の書類が見当たらないときは、どうするか
番号の記載された住民票の写しなど、番号を示す別の書類で代える案内が置かれている画面がある。取り寄せに日数がかかるため、先に手配してから申込を開く。
出金先の口座は、あとから変えられるのか
登録した後に変更する仕組みは用意されているが、その手続きでも本人の名義であることの確認が入る。最初に登録する口座は、長く使うもののほうを選んでおく。
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