口座びらきの記録 KOUZA-BIRAKI NO KIROKU

記録 03

手続き

申込から取引できるまでの段と、止まる場所

証券口座は、申込のボタンを押した日から使えるわけではない。入力、書類の送信、会社側の確認、鍵の受け取り、初期設定、入金と段が続く。この記録では、段ごとに誰の手が止まっているのかを分けて書く。

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手続きを段に分けて見る

口座開設の手続きは一本の線ではなく、いくつかの段に分かれている。どの段で止まっているかが分かれば、次に手を動かすのが自分なのか会社側なのかが決まる。

段が変わるたびに、手を動かす側が入れ替わる。入力と書類の送信はこちらの番、確認と口座の作成は会社側の番、初期設定と入金はふたたびこちらの番になる。

止まったと感じたときは、いまが自分の番か相手の番かを先に見分ける。相手の番なら待つほかにできることはなく、自分の番なら画面か郵便物のどこかに次の指示が残っている。

00.751.52.253
申込の入力2
書類の送信2
会社側の確認2
鍵の受け取り2
初期設定と入金3

いちばん長い帯が 3。どの帯も同じ目盛りで引いています(帯の長さ ÷ 値 は全部同じ)。

申込から取引開始までの五つの段と、この記録で挙げた止まる理由の数

帯の長さは、本文に書いた数にそのまま比例させています。目盛りは 0 から最大値までを4等分した実位置に置いています。目分量では引いていません。

第一の段、申込の入力

最初の段は、画面に自分のことを打ち込む作業になる。氏名、住所、生年月日のほか、勤め先や取引の目的まで聞かれ、途中で保存できない画面もある。

この段で止まるのは二つ。時間をおいて画面が切れ、入力が最初に戻る場合と、手元に控えがなくて埋められない欄が出てくる場合になる。

第二の段、書類の送信

打ち込んだ内容を裏づける書類を送る段になる。撮った画像をその場で送る形と、写しを郵送する形があり、どちらを選べるかは会社ごとに違う。

止まるのは、画像の四隅が切れていて読み取れないときと、個人番号を示す書類を出していないときになる。どちらも送り直しの連絡が来るまで先へ進まない。

第三の段、会社側の確認

書類が受け付けられると、こちらの手は一度離れる。会社側が内容を突き合わせ、口座を開いてよいかを判断する段で、待つ以外にできることはない。

この段が延びるのは、記載に食い違いがあって問い合わせが入る場合と、申込が集まる時期にあたって順番待ちが長くなる場合になる。連絡先の見落としに注意する。

段が進む速さは、平日の日中に動く部分と、こちらの都合で動く部分に分かれる。会社側の確認と郵便の配達は営業日に沿って進むため、休みが続く時期は間があく。

この段でこちらにできるのは、連絡が来たときにすぐ返せる状態を保つことになる。登録した電話とメールを見られるようにし、受信の設定を確かめておく。

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第四の段、口座の鍵を受け取る

口座が開くと、ログインのための番号と最初の合言葉が渡される。渡し方はメールの場合と郵便の場合があり、どちらで来るかは申込のときに選んだ道で決まる。

ここで止まるのは、郵便を受け取れずに差出人へ戻る場合と、届いた通知を見落としたまま日が過ぎる場合になる。封筒は捨てずに手元へ置く。

第五の段、初期設定と入金

鍵を受け取っただけでは注文の画面に進めない。最初の合言葉を自分のものに変え、取引のときに使う暗証番号を決めて、入金を済ませるまでが一続きになる。

最後の段で手が止まりやすいのは、次の三つになる。どれも画面のどこかに未了の印が残っている。

  1. 合言葉の変更

    最初に渡された合言葉のままだと、次の画面へ進めない作りになっていることがある。

  2. 取引の暗証番号

    注文のたびに入れる番号を決める欄が別にある。ここが空のままだと、注文の確認画面で止まる。

  3. 入金の反映

    振り込んだ資金が口座に映るまでに間があく。買付の余力がゼロのあいだは、注文が出せない。

段が前に戻ることもある

書類の不備や郵便の返送が起きると、進んだはずの段が一つ前に戻る。戻った先で同じ作業をやり直すため、送った画像や封筒は控えとして残しておく。

戻る段はいつも一つ手前とは限らない。住所を直す必要が出た場合は、入力の段までさかのぼり、書類の送信からやり直す形になることがある。

止まったまま気づかない場所

段の切れ目は、こちらに知らせが来ないまま過ぎることがある。書類の再送を求める連絡が迷惑メールに入る、郵便が家族の手で片づけられる、といった止まり方になる。

連絡の見落としを防ぐには、申込に使ったメールの宛先を、ふだん見る箱にそろえておく。差出人の名前を控えておくと、迷惑メールの箱から拾い直せる。

どの段にいるかは、申込のときに出た受付番号で照会できる会社が多い。受付済みか、確認中か、開設済みかが分かれば、次に動く側がどちらかも決まる。

段ごとに、手を動かす側と待ち方
手を動かす側次へ進む合図
申込の入力こちら受付番号が画面に出る
書類の送信こちら受付の通知が届く
会社側の確認会社側開設の知らせが来る
鍵の受け取り両方ログインの番号が手に入る
初期設定と入金こちら買付の余力に数字が入る

申込のあと、どれくらいで取引できますか

日数は会社と選んだ道で変わるため、この記録では言い切らない。ただし、郵便を受け取る道は、郵便が動く分だけ段が一つ増えると考えておく。

途中で画面が切れたら、最初からやり直しですか

会社によっては入力の途中を保存でき、届いたメールのリンクから続きに戻れる。保存の仕組みがない画面もあるため、始める前に控えを手元へ並べておく。

口座が開いたのに注文が出せません

初期設定と入金のどちらかが残っている場合が多い。合言葉の変更、取引の暗証番号、入金の反映の三つを順に見て、未了の印が付いた項目から片づける。